代表挨拶

研究所案内

「授業」をとおして日本の教育界に問題提起をする

教授法創造研究所は、日本の教育課題に対応し、時代に即した新たな指導法を創造し具体的な「授業」をとおして問題提起をすることを目的として設立されました。

現在、日本の教育界は、情報社会における「読解力の向上」や「探究的な学びの推進」など、大きな転換点にあります。GIGAスクール構想により学校の教育活動にデジタルを導入することで、これまでにない学びの姿が全国で見られるようになりました。主に若い教師達が飛躍的に成長してきました。そして、これからの2ndGIGAでは、「深い教材研究に基づく質の高い授業」が求められます。その前提となるのが質の高い「学び方」や子供が熱中する「学習課題(発問)」です。そのためには、日本の教育界を支えてこられたベテラン教師の力が必要となります。デジタルを得意とする若手・中堅と質の高い授業づくりを得意とするベテランの協働作業によって日本の教育を改革する時代に突入します。

私は、退職後5年間でのべ約750校の校内研の依頼を受けました。そのほとんどで「飛び込み授業」を行いました。小学1年生から大学生まで、全ての校種・学年に授業を行いました。「誰一人取り残さない授業をやります」と宣言して授業に臨みました。そのような中で国語の授業が苦手な児童生徒に数多く接しました。そして、何とかして国語授業の知的さ楽しさに触れさせたいと思い、さまざまな工夫を凝らしてきました。その結果この5年間で私が開発した指導法には、次のようなものがあります。                                             ①物語文を構造的に読み取る「図読法」                             ②説明文を読解スキルで読み取る「読解スキル7」                       ③全国学テ国語記述式問題の答え方としての「情報処理スキル」

私たちは、日本の教育の未来を形作るために、より良い学習環境を整え、教員や児童生徒が主体的に学び続けられるよう支援することを使命としています。社会が急速に変化する中で、教育が果たすべき役割も進化し続けています。新しい時代にふさわしい指導法を追求し、日本の教育をさらに発展させるために、志を共にする方々と協力しながら歩んでいきたいと考えています。

                                  教授法創造研究所

                                  代表 椿原 正和

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